喫茶コロンおいしいコーヒーと名作をどうぞ

今月のテーマ 一年の始まりはわんこで笑って“ほっこり”しよう!…その2 今週の作品『うちのコ柴犬』著者:影山 直美
マスター‘s profile

今週の作品『うちのコ柴犬』著者:影山 直美

うちのコ柴犬―柴犬2匹のいる暮らし愛すべき生態が丸わかり!

販売店はこちら

【概要】
イラストレーター、影山直美氏による、最新コミックエッセイ。性格がまったく違う2匹の柴犬が繰り広げる毎日のドタバタを愛情たっぷりに綴った作品。かわいいけど、世話もやけるし頭にくることもある。“家族だからこそ”のエピソードを描きます。

今週の感情バロメーター

2匹の柴犬に振り回される“悦び”の日々。

イラストレーターの影山直美氏が自宅で飼っている2匹の芝犬との暮らしをかわいいイラストと楽しい文章で味付けしたコミックエッセイだ。

オレさまが世界一だぜ~。

自分のわんこをテーマにした同類の書籍はたくさんあるけど、影山氏の作品が“ほっこり”するのは、変な誇張やギミックがないからだ。
「うちの子世界一」といった押し付け感や「こんなにヘンテコ」といった気負いがない
のがとてもよろし。
どこの家でも経験する犬との暮らしを愛情たっぷりの目線でたんたんと描いている。

“そうそうあるある”とか、“影山さんちも大変なんだ”とかいったリアルな共感がこの作者の人気の秘密とみた。

最初に飼っていたゴンという8歳のオスの柴犬の元に、新たにもう一匹テツというかわいいオスの柴犬がやってくる。
いわゆる多頭飼いというやつだ。ゴンは草食系のんびり屋で、テツはキレ系暴れ犬というまったく異なる性格の持ち主。
そこで巻き起るさまざまなエピソードがこの本の読みどころ。

男はみんな、1匹狼なんだぜ。

柴犬って子どもの頃は“天使”だけど、成長するにしたがって独立心の強い“一匹狼”に変身するんだよね。

特にオスはその傾向が強く、ゴンとテツもケンカのたえないライバル同士になっていく。
でも、ケンカしたあとに落ち込んだり、飼い主に甘えてきたり、オス犬ならではのかわいさも見せてくれる。

“2匹の柴犬に振り回される飼い主の喜び”と帯にある通り、予想不可能な事態が次々に出てくるのが多頭飼いの大変さでもあり、醍醐味なのかもしれない。
ゴンとテツの毎日にハラハラしながらも、読者もこの愛すべき2匹のトリコになっていく。

秘儀・分身の術!

すでに犬を飼われている方も、これから犬を飼いたいと思っている方も、この本は笑いながら楽しめる多頭飼いのマニュアル本にもなっている。
犬の育児書にはないリアルな失敗談もたっぷり。それ以上に、2匹の柴犬を家族にした人にしか味わえない「幸せ」を、たくさん発見できるだろう。

マスターの独り言

名作ライブラリー

▲ページトップへ