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今月のテーマ 犬好きなら、もっと犬のことを勉強しよう…その2 今週の作品『犬の科学ほんとうの性格・行動・歴史をしる』著者:スティーブン・ブディアンスキー
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今週の作品『カーミング シグナル』著者:テゥーリッド・ルーガス

カーミング シグナル by.テゥーリッド・ルーガス

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【概要】
“犬語”の第一人者として知られるテゥーリッド・ルーガスの著作。犬のボディーランゲージの一つ、「カーミングシグナル」について解説している、まさに犬語のテキストとも言える1冊。
自分を落ち着かせたいとき、興奮した相手を落ち着かせたいときに犬が発する「カーミングシグナル」を学べば、愛犬と“犬語”でのコミュニケーションも夢じゃない!?

今週の感情バロメーター

「犬語」は争いを避ける平和主義者の言葉。

眠いわけじゃないのよ。わかる?

あなたの愛犬はどんなときにあくびをしますか。また、その意味がわかりますか。たとえば人間の子どもとあなたの愛犬が遊んでいたとします。そこであなたの愛犬があくびをしたら、
①退屈であきてしまっている。
②不安やストレスを感じている。
③子どもたちの興奮を鎮めようとしている。

犬好きの読者ならもうお分かりのはずだ。そう答えは②と③だ。犬があくびをするのは自分が不安やストレスがあることを相手に伝えるためのシグナルなのだから。これは今、さまざまなメディアで取り上げられる犬のボディランゲージの一つ、いわゆる「犬語」についての話だ。

ふ~、この体勢がいちばん落ち着く。

今回紹介するのは、その「犬語」の第一人者といわれるノルウェイのドッグトレーナーであるテゥーリッド・ルーガスの著『カーミングシグナル』。ルーガスは1980年代に多くの犬たちの何気ないしぐさを研究し、その中に共通の意味やコミュニケーションがあることを発見した。彼女はそれを「カーミングシグナル」と名付けたのだが、“カーミング”とは“落ち着く”とか“のんびりする”とかいう意味で、カーミングシグナルを一言でいうと、自分を落ち着かせたいとき、または興奮した相手を落ち着かせたいときに発するシグナルのことだ。

“ご主人さまのためなら”…!

犬は本来、群れで生活する動物で、その生活上では「無用な争いや衝突」はお互いに避けなければならない。そこで自分の状態を相手に伝え、また敵意がないことを知らせるために言葉の代わり使われているのが、このカーミングシグナルなのだ。わずか60ページ足らずのこの本では、さまざまなカーミングシグナルを豊富なカラー写真を使用して分かりやすく解説している。

ルーガスは「このシグナルは犬同士だけでなく、人と犬との関係においても可能である」といっている。ということは、カーミングシグナルを勉強すれば、人は犬語でコミュニケーションできるということだ。その証として、人間の方から犬にシグナルを送る方法や実験も詳しく紹介されている。この本はすぐに実践できる用例がいっぱいの「犬語テキスト」といえるかもね。

マスターの独り言

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